前回に続き、今回も新規＆復帰保護者のために4弾環境で注意するべきデッキの概要と対策を書いていきたいと思います。
あくまでも、僕なりの考えですので必ずしもこれが正解ではないです。ただ、少しでも皆様の役に立つ情報をお届けできればと思います。
2回目は芸道部デッキです。
【芸道部デッキの概要】
1）芸道部はデッキの大半が特徴に才能を持つ怪異と魔法少女で構成されます。
2）手札補充、サーチ、除去、特殊召喚とフィニッシャーが揃った万能デッキです。
3）唯我独尊*1を持つ怪異一体で攻撃し続け、相手の行動に合わせて瞬動*2や魔法少女を発動するクロックパーミッションの様なデッキです。
【サンプルデッキ】
このリストはガチャログ.comによって作られました。
このリスト登録番号「95455320」をガチャログで編集できます。
【要注意カード】
・レスト，怪異1体を破棄する事で1ドロー出来ます。破棄した怪異が芸道部の場合代わりに2ドロー出来ます。
・レスト，このターン味方怪異が戦場から墓地に置かれているなら、手札から味方魔法少女のLvの合計以下の才能の怪異を特殊召喚することが出来ます。
・レスト，Lv1の味方魔法少女を対象とし、リカバーします。
常にクレイン・チャープスとティナを立たせ、相手の動きに合せて破棄→特殊召喚するのが芸道部デッキの動きになります。
防御時には相手の攻撃に合わせて、クレインで味方怪異を破棄→除去能力持ち怪異をリバースで特殊召喚し、一番ATKの高い怪異を破壊して残りの攻撃を止める動きをしてきます。
攻撃時は「怪異で攻撃→クレインで味方怪異を破棄→ティナで怪異を特殊召喚→怪異で攻撃→ラフィナでティナを起こす→ティナで怪異を特殊召喚→怪異で攻撃」といった感じで連パンしてきます。
・レスト，デッキの上から3枚見て、その中から才能1枚を手札に加える能力を持っています。
・芸道部は手札の才能の枚数を参照する効果が多く、このカードが芸道部デッキのメインエンジンになります。
・ラフィナ・ソアーでスピカの効果を2回使う事で、2ターン目から実質3ドロー状態になります。そのため、ハンデスは才能相手には有効とは言いにくいです。
・唯我独尊を達成しているとATK&DEF+3000、傲慢*3、二重穢しと「攻撃時に手札の才能を任意の枚数公開し、相手は公開された枚数分の怪異を破棄する。」という能力を得ます。
・「ティナで相手ターン終了時に華道をだす→自分のターンに華道で攻撃→クレインで破棄→ティナで華道を出す→華道で攻撃→ラフィナでティナを起こす→ティナで華道を出す→華道で攻撃」とされるとブロッカーを並べていても、オーブが一瞬で6枚消し飛びます。
・唯我独尊を達成しているとATK&DEF+1000、傲慢と「攻撃時に手札の才能を1枚公開することで相手は自身の怪異1体を選んで破棄する。」という能力を得ます。
・参戦時に「コストXの敵怪異を対象にし、手札の才能をX枚公開する。そうしたなら対象の怪異を破壊する。」でこちらの怪異を破壊してきます。
・主に防御時にティナでリバース状態で出される怪異です。こちらの攻撃時に書道で一番ATKの高い怪異を破壊して、残りの攻撃をDEF5000で止めてきます。
・ブレイク*4を持っており、 唯我独尊達成でATK&DEF+1000と傲慢を得ます。
・攻撃時に手札の才能を任意の枚数公開し、公開した枚数まで、墓地の怪異を除外します。努力を使うデッキは墓地の努力を根こそぎ除外されます。この能力は攻撃すれば発動するため、攻撃させないようにする必要があります。
・ブレイクを持っており、参戦時に「怪異1体をレスト or リバース」と「デッキからカード1枚を探し、デッキトップに置く」能力を持っています。
・ティナでこちらの攻撃を止めつつ次の有効牌を引き込む動きをしてきます。芸道部デッキを万能デッキたらしめるカードの1枚です。
・唯我独尊達成でATK&DEF+1000、傲慢と「攻撃時に手札の才能を1枚公開することで相手は自身の怪異1体を選んで破棄する。」という能力を得ます。
・傲慢でこちらのブロッカーを回避しながら除去を行ってくるため、古武道相手にはブロッカーは出さず素直にオーブを殴ったほうが良いです。
・唯我独尊達成でATK&DEF+1000と傲慢を得ます。
この2枚が芸道部の序盤の攻防の要となっており、唯我独尊を達成していると殴り返しで除去するのは難しいため、軽量の除去カードで対処しましょう。
・特殊召喚された怪異はターン終了時に破棄されますが、ティナで連パンした後の追加攻撃や防御時のブロック＆除去として幅広く使われます。
・参戦時に2コスト以下の怪異全て or コスト6以上の怪異1体を破壊します。主に速攻対策で電撃結魂から特殊召喚されます。
【芸道部デッキ対策】
1）ティナ対策
・Lv1魔法少女1枚を裏向きにすることが出来ます。ただ、芸道部デッキにはティナが2枚以上入っている事が多く将棋でサーチする事が出来るため、注意が必要です。
・ティナの効果を失わせる事が出来ます。他にも有効なデッキが多いので、腐る事が少ないカードです。
・瞬動持ちで一度だけ魔法少女の能力を無効かすることが出来ます。こちらが相手を仕留める時に使うカードです。ティナの効果を無効化する事でブロッカーの特殊召喚を防ぎます。
・ティナで特殊召喚された怪異を手札に戻す事が出来ます。
・敵味方関係なく全ての魔法少女の能力を失わせるため専用構築が必要になり、少し使いにくいです。
2）華道、書道、茶道対策
・瞬動持ちの参戦時に「相手怪異1体をレスト or リバース」する能力を持っています。怪異が攻撃対象を指定してからただまさの効果を使っても怪異はすでにレストしていて、意味がありません。なので、バトルフェイズ開始時に優先権をもらって怪異を無力化しましょう。
・瞬動で相手怪異1体を手札に戻す事が出来ます。怪異を戻されたプレイヤーに1ドローされるデメリットがあります。才能は手札が10枚以上になる事が稀によくあるので、あまり気にする必要はないです。
・レスト ，手札の魔法少女1枚を捨てる事で「プレイヤー1人を対象にし、そのプレイヤーが支配する怪異はターン終了時まで召還酔いを得る。」という能力を持っています。ティナの連パンを全て無効化することが出来ます。
芸道部の怪異は攻撃時に効果を発動するので、攻撃をさせないカードが有効になります。
3）古武道、香道対策
・除去能力持ちのブレイク怪異各種。他にも【潜航する暗殺者 スイムスイム】や【輪入道】等があります。芸道部の怪異は序盤に殴り返しで倒すことが難しいので、除去能力持ちのブレイク怪異を多くデッキに入れると序盤からリードが取りやすくなります。
・ブレイク持ちの除去呪文です。破棄する怪異は相手が選びますが、芸道部は横展開しにくいデッキのため有効な詠唱になります。また、軽量で序盤に唱えやすい詠唱です。【傲岸不遜】
・瞬動持ちで「味方怪異の中で最も大きいコスト以下の相手怪異を破壊する。」詠唱です。条件付きではありますが、瞬動かつ軽量なので非常に小回りの利く詠唱です。
4）速攻での対策
・「敵プレイヤー1人を対象にし、その敵プレーヤーのオーブが0枚ならその敵プレイヤーは敗北する」という能力を持っています。
・レスト，味方オーブ1つを破棄すると相手オーブ1つを穢す事が出来ます。
芸道部デッキは5ターン目以降が鉄壁の守りになります。3ターン目にオーブを0枚にして4ターン目に復讐するリップルを出す事でデッキが機能する前に勝つことが出来ます。火星メインの妖怪速攻等が対策になります。
5）傲慢での対策
・2コスト傲慢持ちの怪異です。
・新体操部の怪異で傲慢持ちです。
芸道部で横並びの怪異に対応できるカードは電撃結魂と華道になります。華道が起動するのは6ターン目になるので、それまでに軽量の傲慢怪異を横展開して殴り切ります。傲慢持ちなので芸道部の高いDEFを気にせず殴り切れます。相手が電撃結魂を引けなければそのまま殴りきれます。
電撃結魂を打たれてもスカーレットスター等でオーブを削り、ティナの防御を馬耳東風で一度だけ無効化し傲慢でフィニッシュします。新体操部デッキや傲慢アグロが対策になります。
【最後に】
ここまで長々と付き合っていただきありがとうございます。ｍ（＿ ＿）ｍ
芸道部デッキはサーチ手段が豊富で、かなり構築の自由度が高いデッキです。そのため、自分の周りに合わせてメタを変えてく必要があります。ただ、今回書いた内容が芸道部の主な動きになりますので、対策にはなると思います。
